デジタル終活とは?スマホ・PC・SNSなどのデータを整理する意味と方法
- watanabe6049
- 6月10日
- 読了時間: 17分

現代社会において、私たちの生活はデジタルデバイスと切っても切り離せません。
スマートフォンやPCには、大切な思い出の写真や動画、仕事やプライベートの重要なデータ、そして様々なオンラインサービスのアカウント情報が膨大に蓄積されています。
「終活」と聞くと、身の回りの物理的な片付けや財産整理をイメージされる方が多いかもしれませんが、これらの「デジタル資産」を整理する「デジタル終活」は、今や避けては通れない重要な準備です。
もし、あなたが突然、スマホやPCにアクセスできなくなったら?
もしもの時、残されたご家族はあなたのデジタル資産をどう扱えば良いのでしょうか?
デジタル終活を怠ると、ご家族に大きな負担をかけたり、大切なデータが失われたり、思わぬトラブルに巻き込まれたりするリスクがあります。
この記事では、デジタル終活の必要性から、スマートフォン、PC、データ、SNSアカウントといった具体的なデジタル資産の整理・管理方法、さらには専門サービスやエンディングノートの活用まで、デジタル終活のすべてを網羅して詳しく解説します。
終活に関してはこちらの記事も参考になるかと思いますので、是非ご覧ください。 ・終活とは?|具体的なやり方やはじめるタイミングをご紹介 ・終活はいつから始める?年代ごとにできる準備をご紹介 ・親御様の終活サポート:子供がすべきこと、注意点、切り出し方などご紹介
なぜ「デジタル終活」は重要なのか?
あなたが亡くなった後、あるいは意識不明などでデジタル機器にアクセスできなくなった時、何が問題となるのでしょうか。
主なリスクを見てみましょう。
遺族によるデジタル資産へのアクセスができない スマートフォンやPCにロックがかかっている場合、パスワードや生体認証がなければご家族は中身を見ることができません。故人の思い出の写真や動画、友人・知人の連絡先、仕事上のデータなど、必要な情報にアクセスできず困惑させてしまうことになります。
ネット銀行・証券口座の凍結・手続き遅延 ネット専業銀行やオンライン証券など、通帳が存在しない金融資産は、ご家族がその存在やアクセス方法を知らないと、手続きが滞り、相続に影響が出る可能性があります。
有料サービスの継続課金 サブスクリプションサービス(動画・音楽配信、ソフトウェア、クラウドストレージなど)の契約が解除されないまま放置されると、ご遺族が気づかない間に料金が引き落とされ続けることになります。
SNSアカウントの放置によるリスク 故人のSNSアカウントがそのまま残されると、スパム投稿に利用されたり、乗っ取りの被害に遭ったりするセキュリティリスクがあります。また、不特定多数の人が故人のページにアクセスできる状態は、ご遺族にとって心理的な負担となる場合もあります。
インターネット上の人間関係の消失 SNSやオンラインゲームなどで築いた人間関係は、デジタル空間にしか存在しないこともあります。これらのアカウント情報が分からなくなると、大切な人との繋がりが途絶えてしまう可能性があります。
デジタル遺品の特定・整理の負担 故人がどのようなデジタルサービスを利用していたか、どこにどのようなデータがあるのかが不明だと、ご遺族は手探りでこれらの情報を探し出す必要があり、多大な精神的・時間的負担を強いられます。
これらの問題を回避し、あなた自身のデジタルな足跡をどのように残し、あるいは整理したいのか、その意思を明確にしておくことがデジタル終活の目的なのです。そしてそれは、残される大切なご家族への配慮に繋がります。

デジタル終活を始めるための7つのステップ
デジタル終活は、いきなりすべてを完璧に行う必要はありません。
以下のステップを参考に、ご自身のペースで進めていくことが大切です。
1.自身のデジタル資産を徹底的に「見える化」
まずは、自分がどのようなデジタル機器を持ち、どのようなオンラインサービスを利用しているのかを、漏れなくリストアップすることから始めます。これがデジタル終活の出発点です。
使用中のデジタル機器
スマートフォン(複数台あれば全て)、PC(デスクトップ、ノート)、タブレット、外付けHDD、USBメモリ、SDカード、スマートウォッチ、ゲーム機など、データが保存されうるあらゆる機器をリストアップします。
利用中のオンラインサービス
コミュニケーション メールアドレス(プライベート用、プロバイダ契約のメールなど)、LINEアカウント、SNSアカウント(X, Facebook, Instagramなど複数持っている場合)、ビデオ通話サービスのアカウント。
ストレージ・クラウド Google Drive, Dropbox, iCloud, OneDriveなど、データを保存しているクラウドサービス。
ショッピング・サービス Amazon, 楽天などのECサイト、フリマアプリ、各種サービスの会員ページ。
金融関連 ネット銀行、ネット証券、クレジットカードのオンライン明細サービス、電子マネー、QRコード決済アプリ、仮想通貨取引所のアカウント。
サブスクリプション 動画配信(Netflix, Amazon Prime Videoなど)、音楽配信(Spotify, Apple Musicなど)、ソフトウェア(Microsoft 365, Adobe CCなど)、オンライン学習、各種有料会員サービス。
その他 ブログ、自分で開設・運営しているWebサイト、ドメイン名、オンラインゲームのアカウント、ポイントサービス、電力・ガス・水道などのオンライン契約情報。
これらの情報を、スプレッドシートやノート、専用のアプリなどに書き出していきます。
過去に登録したが現在は使っていない「休眠アカウント」も見落とさないように、過去のメール受信履歴(サービス登録完了メールなど)を検索したり、スマホにインストールされているアプリを確認したりするのも有効です。
2.デジタル資産を「残す」「残さない」に分類
リストアップしたデジタル資産について、あなたが「死後も残しておきたいもの」と「死後、誰にも見られたくない、あるいは不要になるもの」に分類していきます。
この分類は、ご自身の人生や価値観を振り返る機会にもなります。
残すもの(例) 家族写真、思い出の動画、仕事で作成した重要な書類、特定の友人とのメールのやり取り、ブログ(公開したい場合)、財産に関わる情報(金融口座情報など)。
削除するもの(例) 人に見られたくない個人的な写真や動画、過去の恋愛に関するやり取り、転職活動の履歴、不要になったサービスの登録情報、不正アクセスにつながりうる古いアカウント。
分類の基準は人それぞれです。
「この写真は家族に見てもらいたいか?」「このアカウントは家族にとって必要か?」といった視点で考えると良いでしょう。
3.大切なデジタルデータの整理と確実なバックアップ
「残す」と分類したデータは、ご家族が見つけやすく、そして失われることのないように整理し、複数の場所にバックアップを取っておくことが重要です。
データの整理
フォルダ分け 写真なら「家族旅行_〇〇年」「子供_成長記録」、文書なら「仕事_プロジェクト名」「個人_契約書類」のように、ご家族が見て内容を理解しやすいようにフォルダを階層的に整理します。
ファイル名の整理 「20240513_ハワイ旅行_ビーチ.jpg」のように、日付や内容が分かるようなファイル名を付けると、検索しやすくなります。
確実なバックアップ
ローカルバックアップ 外付けHDDや大容量USBメモリにデータをコピーして保管します。定期的に実行することが大切です。
クラウドバックアップ Google Drive, Dropbox, iCloudなどの有料プランを利用して、自動的にデータをクラウドに同期・バックアップします。インターネット環境があればどこからでもアクセスできる利点がありますが、サービス終了のリスクも考慮が必要です。
NAS (ネットワークHDD) ご自宅に設置したNASにデータをバックアップする方法です。容量を柔軟に増やせ、家庭内での共有も容易です。
複数の手段を組み合わせる 重要なデータは、ローカルとクラウドの両方にバックアップするなど、複数の手段を組み合わせることで、より安全性が高まります。
バックアップの確認 バックアップが正しく行われているか、実際にデータを復元できるかなどを定期的に確認しましょう。
「削除する」と分類したデータは、完全に消去します。
ゴミ箱を空にするだけではデータは復元できてしまうため、データ消去ソフトを使用したり、専門業者に依頼したりして、確実に消去することが推奨されます。特に、人に見られたくない機密性の高いデータは慎重な取り扱いが必要です。

4.不要なオンラインアカウントの特定と削除・解約
利用していない、あるいは死後に不要となるオンラインサービスのアカウントは、情報漏洩のリスクを減らし、ご家族の負担を軽減するためにも削除または解約しましょう。
アカウントの特定
ステップ1で作成したリストを見ながら、不要なアカウントを特定します。もしリストにないものでも、過去のメール(会員登録完了通知、メールマガジンなど)を検索することで見つかることがあります。
削除・解約の手順確認
各サービスのWebサイトにアクセスし、「退会」「解約」「アカウント削除」といったヘルプページを参照します。手続きはサービスによって異なります。
サブスクリプションの停止
有料サービスの場合は、解約手続きを行わないと死後も課金が続く可能性があります。クレジットカード情報との紐付けも解除されているか確認しましょう。
SNSアカウントの取り扱い
完全に削除 アカウント情報や投稿をすべて消去したい場合。ご遺族が削除申請できるサービスもありますが、生前に自身で行うのが確実です。
追悼アカウントへの移行 Facebookなど、故人のアカウントを追悼アカウントとして残せるサービスもあります。生前に設定しておくと、ご遺族の手続きがスムーズになります。
情報公開の範囲設定 生きているうちに、死後アカウントがどう扱われたいか(公開範囲、削除可否など)の意思表示をしておくと良いでしょう。
アカウント削除は時間と手間がかかる作業ですが、将来的なリスク回避のために丁寧に行いましょう。
5.デジタル資産のID・パスワードの安全な管理と共有
パスワードは、デジタル資産にアクセスするための鍵です。この鍵がなければ、ご家族は何もできません。
しかし、セキュリティを考えると、すべてのパスワードを一覧にして誰かに渡すのはリスクが伴います。安全な管理と共有の方法を以下を検討しましょう。
パスワード管理ツールの活用
LastPass, 1Passwordなどのパスワード管理ツールは、一つのマスターパスワードで全てのパスワードを暗号化して管理できます。強固なパスワードをサービスごとに設定しやすくなります。ご家族にこのマスターパスワードを伝える(または安全に保管場所を知らせる)方法を決めておく必要があります。
デジタルエンディングノート/パスワード管理サービスの利用
デジタル終活支援サービスの中には、パスワード情報を安全に保管し、指定した人にのみ情報を開示する機能を持つものがあります。
紙媒体での管理と安全な保管
アナログな方法ですが、紙のノートにパスワードのヒントや、パスワード管理ツールへのアクセス方法などを記載し、貸金庫や自宅の鍵のかかる場所など、限られた信頼できる人しかアクセスできない安全な場所に保管します。パスワードそのものを直接書くのは避け、「サービス名:〇〇に関するパスワードのヒントは△△」のように工夫するとより安全です。
信頼できる人への委託
最も信頼できるご家族や、必要であれば弁護士などの専門家と事前に相談し、デジタル資産へのアクセス方法や管理を委託する契約などを検討することもできます。
どの方法を選ぶにしても、「誰が」「どのようにすれば」「必要な情報にアクセスできるか」を明確にし、それをエンディングノートなどで伝えておくことが重要です。
6.デジタル終活の内容をエンディングノートに記録
これまでのステップで整理・分類したデジタル資産の情報と、それぞれに対するご自身の意思をエンディングノートに具体的に記述します。
エンディングノートは法的な効力はありませんが、ご家族への大切なメッセージであり、作業の指針となります。
エンディングノートに記載するデジタル情報(例)
使用しているスマートフォン、PCなどの機種名、OS、主な保管場所。
これらの機器のロック解除方法(パスコードのヒント、パスワード管理ツールのマスターパスワード保管場所、信頼できる人への共有方法など)
利用しているオンラインサービスの一覧(サービス名、登録メールアドレス、ID)。 ※パスワード自体は直接書かず、保管場所やアクセス方法を記述。
ネット銀行、ネット証券などの金融サービスに関する情報(金融機関名、支店名、口座番号のヒント、オンラインバンキングのアクセス方法など)
クラウドストレージのサービス名とアカウント情報、特に重要なデータが保存されているフォルダ名。
削除してほしいアカウント(サービス名、理由)
残しておきたいデータが保存されている場所とフォルダ名(写真、動画、文書など)
SNSアカウントの死後の扱いに関する希望(削除、追悼アカウント化、メッセージの保存など)
有料サービスの解約方法。
ご家族へのメッセージや、デジタル遺品に関する要望。
デジタル遺品整理を依頼したい専門業者の情報(検討している場合)
エンディングノートは、紙媒体のほか、PCで作成して印刷したり、専用のデジタルエンディングノートサービスを利用したりする方法があります。
ご自身にとって書きやすく、かつご家族が発見しやすい方法を選びましょう。
デジタルで作成した場合は、そのファイルの存在と保管場所を紙媒体のメモなどで知らせておくハイブリッドな方法も有効です。
エンディングノートの書き方はこちらをご覧ください。
7.信頼できるご家族への共有と事前の話し合い
デジタル終活で最も大切と言えるのが、ご家族とのコミュニケーションです。あなたがどんなに丁寧にデジタル終活を進めても、その事実やエンディングノートの存在、パスワードの保管場所などがご家族に伝わっていなければ意味がありません。
以下のポイントを参考にご家族と話し合いをするようにしましょう。
話し合いの場を持つ
デジタル終活について話し合いたい旨を伝え、落ち着いて話せる機会を設けましょう。
目的を理解してもらう
なぜデジタル終活を行うのか、それがご家族の負担を減らすためであることを丁寧に説明しましょう。
エンディングノートの存在を伝える
エンディングノートを作成したこと、そしてその保管場所を伝えます。
パスワード情報へのアクセス方法を共有
パスワード管理ツールのマスターパスワードの保管場所、紙媒体のパスワードヒントノートの場所など、必要な情報へのアクセス方法を具体的に伝えます。ただし、情報を開示するタイミング(死後、あるいは特定の状態になったらなど)についても合意しておくと良いでしょう。
ご家族の意向も聞く
ご家族が故人のデジタル遺品について、どのようにしたいか、どのような情報を必要としているかを聞き、可能であれば意向を反映させましょう。
この話し合いはデリケートな内容を含むため難しい場合もありますが、トラブルを防ぎ、ご家族が安心して手続きを進められるようにするために非常に重要です。

特殊なデジタル資産への対応
一般的なデータやアカウント以外にも、特別な対応が必要なデジタル資産があります。
オンライン金融資産(仮想通貨など)
ネット銀行やネット証券の情報はもちろん、仮想通貨取引所のアカウントやウォレットの秘密鍵などは、適切に引き継がれないと資産が失われる可能性があります。その存在とアクセス方法を、最も信頼できる人に安全な方法で伝えておく必要があります。
デジタルコンテンツ(電子書籍、音楽、映画など)
購入した電子書籍や音楽、映画などのデジタルコンテンツは、多くの場合「所有」ではなく「ライセンスの利用」です。アカウントに紐づいているため、死後アカウントが削除されると利用できなくなることがほとんどです。これらの資産はご家族に引き継げない可能性が高いことを理解し、エンディングノートに希望(例:アカウントごと削除してほしい)などを記載しておくと良いでしょう。
ブログやWebサイト、ドメイン名
自身で運営していたブログやWebサイトがある場合、死後どのようにしたいか(閉鎖、維持、譲渡など)の意思表示と、それに必要な情報(レンタルサーバー情報、ドメイン管理情報、FTP情報など)を整理しておきます。
オンラインゲームのアカウント
時間や費用をかけて育成したゲームアカウントも、多くの場合は規約で譲渡が禁止されています。基本的には引き継ぎは難しいと考え、諦めるか、規約を確認し可能な範囲で対応を検討します。
これらの特殊なデジタル資産についても、その存在とご自身の希望をエンディングノートに記録しておきましょう。
デジタル遺品整理サービスの活用
「デジタル資産が膨大すぎて自分では手に負えない」「パスワードが分からない機器がある」「家族に負担をかけたくない」といった場合は、デジタル遺品整理を専門とする業者に依頼することも有効な選択肢です。
デジタル遺品整理サービスでは、一般的に以下のようなサポートを提供しています。
デジタル機器からのデータ復旧・サルベージ
ロックがかかったスマートフォンやPCから、写真や動画、文書データなどを取り出す作業。
パスワード解除
故人のデジタル機器のパスワード解除を試みるサービス。
オンラインアカウントの特定・調査
故人がどのようなオンラインサービスを利用していたかを、メール履歴などから調査しリストアップする。
アカウントの削除・解約代行
ご遺族からの依頼に基づき、SNSや各種サービスの退会手続きを代行する。
デジタル資産の評価
ネット銀行の口座や仮想通貨など、デジタル資産の存在を確認・評価するサポート。
報告書の作成
調査結果や実施した作業内容について、ご遺族に報告書として提出する。
業者を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
プライバシー・セキュリティ対策
個人情報や機密情報を含むデジタルデータを扱うため、プライバシー保護や情報管理体制がしっかりしているかを確認します。
実績と信頼性
過去の実績や口コミ、所属団体などを参考に、信頼できる業者を選びましょう。
料金体系
サービス内容ごとに料金が明確になっているか、追加料金の有無などを事前に確認します。
対応範囲
どのデジタル機器やサービスに対応しているかを確認します。
専門業者に依頼することで、ご遺族の物理的・精神的負担を大きく減らすことができますが、パスワードの解除など技術的に難しい場合もあるので、ご家族に事前に情報を共有しておくことが重要です。

デジタル終活の注意点と継続的な見直し
デジタル終活は一度行えば終わりではありません。
デジタルサービスは日々変化し、利用状況も変わるため、定期的な見直しが必要です。
情報のアップデート
利用するサービスが変わったり、パスワードを変更したりした場合は、リストやエンディングノートの内容を随時更新しましょう。年に一度など、定期的な見直し時期を決めておくと忘れにくいです。
感情的な整理も大切
デジタルデータには、多くの思い出が詰まっています。写真やメッセージを見返す中で、感情的になることもあるでしょう。無理に進めず、休憩を挟みながら行うことが大切です。
完璧を目指しすぎない
デジタル資産のすべてを完全に整理することは難しい場合もあります。完璧を目指しすぎて疲れてしまうのではなく、ご自身が「これだけは」と思う重要なものから優先的に取り組むようにしましょう。
デジタル遺産に関する法律
デジタル遺産に関する法律は、まだ整備が追いついていない部分が多く、サービス提供者の規約によって対応が異なります。今後の法整備や社会情勢の変化にも注意を払うと良いでしょう。
まとめ
「デジタル終活」は、現代を生きる私たちにとって欠かせない終活の形です。
スマートフォンやPCの中に眠る大切なデータや情報は、あなたの人生の証であり、ご家族にとってはかけがえのない遺品となり得ます。
これらのデジタル資産を元気なうちに整理し、ご自身の意思を明確にしておくことは、残されるご家族への最大の配慮であり、「ありがとう」の気持ちを伝える機会でもありま
す。
この記事でご紹介したステップを参考に、まずはご自身のデジタル資産の棚卸しから始めてみませんか?
小さな一歩が、あなたとご家族の未来に大きな安心をもたらすはずです。
デジタル終活を通じて、あなたの「デジタルな人生」を心地よく締めくくり、大切な人へスムーズにバトンを渡しましょう。
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また、全国での撮影が可能となっており、実績多数のプロのカメラマンによってその人らしさを形に残せるためおすすめです。
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