終活はいつから始める？年代ごとにできる準備をご紹介
- watanabe6049
- 2月28日
- 読了時間: 6分
更新日：6月10日
終活は、人生の最期に備えるだけでなく、日々の生活や将来に向けてしっかりと準備をすることが大切です。
しかし、年齢やライフステージによって終活の内容は異なります。
この記事では、年代別に終活を進めるべきことを解説し、各年代で実践すべき終活のステップを紹介します。自分の年代に合わせた終活を実行し、より安心した未来を迎えましょう。
20代・30代：人生設計と健康管理を意識した準備
20代、３０代の方々には終活は早いと思われますが、自分の人生設計を早い段階から行っておくことで、今後の人生をより豊かにすることができるでしょう。
1.人生設計を考える
20代、30代はまだまだ若いと感じるかもしれませんが、将来に向けた設計を少しずつ始めることが重要です。
この時期に始める終活は、ライフプランの見直しといえます。
将来の自分がどうありたいか、結婚や子育て、仕事に関する計画を立てましょう。
金融面の準備：貯金や投資を始め、将来のために資産を形成します。積立型の投資信託や個人年金など、若い時期から始めるとリターンが大きくなります。
生命保険の見直し：若いうちから生命保険を考えることで、万が一の際にも家族に経済的な負担をかけることなく済みます。
2.健康管理を意識する
健康は将来の終活に直結します。
定期的な健康診断を受け、食生活や運動習慣を見直しましょう。
この年代での健康管理が、将来の介護や医療費の負担を軽減します。
定期健康診断：早期発見・早期治療を心がけることで、大きな病気を防ぐことができます。
生命保険の見直し：食事や運動を意識的に見直し、健康的な生活を送ることが終活への第一歩です。
40代・50代：将来の老後生活に備えた準備
40代、50代になると、結婚、出産を経て、子育て中の方もいれば、子供が巣立って夫婦での生活を新たに送る方も増えてくるかと思います。
そこで下記のようなことをしておくと、心に余裕をもって生活を送ることができるようになります。
1.老後の生活設計
40代、50代は、終活の準備が本格化する時期です。
この年代になると、老後の生活に必要な資産を具体的に考え始める必要があります。
退職後の生活に向けて、資産運用や年金について真剣に検討しましょう。
年金・社会保険の確認：早期発見・早期治療を心がけることで、大きな病気を防ぐことができます。
資産運用：食事や運動を意識的に見直し、健康的な生活を送ることが終活への第一歩です。
2.遺言やエンディングノートの作成
万が一の際に備えて、遺言書やエンディングノートを作成しておくことが大切です。
自分の思いや財産の管理方法を明確にし、家族や親しい人たちに負担をかけないようにします。
遺言書の作成：法的に有効な遺言書を作成して、財産や葬儀についての希望を記録します。公正証書遺言にすることで、後々のトラブルを防ぐことができます。
エンディングノートの作成：自分の希望や伝えたいことを記録したエンディングノートを作り、家族に伝えることができます。
3.親の介護について考える
この年代になると、自分の親が高齢になり、介護の問題が現実のものとなります。
親の介護に備えたプランを立てておくことが重要です。
介護保険の利用方法を確認：介護が必要になった場合に備え、介護保険の適用範囲やサービス内容を事前に調べておきます。
親の意向を確認：親の希望する生活や介護方法について、早い段階で話し合っておくことが大切です。
60代・70代：引退後の生活設計と実践
60代、70代になると、仕事も定年退職されて、年金を受け取りながら生活していく方が多いかと思います。
また、自身の最期を具体的にイメージしてくる年代でもあるので、このタイミングで終活を始められる方が一番多いかと思います。
1.退職後の生活準備
60代、70代になると、いよいよ退職が現実のものとなります。
老後の生活資金が十分か、年金や貯金で生活できるかなど、具体的に見直す必要があります。
退職金や年金の活用方法：退職後の生活資金をどのように使っていくか、年金の受け取り方を考え、ライフプランに合わせた資産運用を行います。
老後の支出を把握：日々の生活費や医療費、介護費用など、老後の支出にどれだけ必要かを予測し、生活費の見直しを行います。
2.終活の最終準備
この年代では、実際に自分の葬儀や供養についても具体的に考え、葬儀プランや墓地の手配を行っておくことが重要です。
葬儀の準備：どのような葬儀を希望するか、事前に葬儀社と相談し、プランを決めておきます。自分の意向に沿った葬儀を選ぶことができます。
お墓の手配：もしお墓を購入する場合は、墓地の選定やお墓の準備をしておくことが安心です。
3.遺産整理と相続対策
自分が所有する財産を整理し、相続についての対策を講じることが大切です。
相続税の対策：相続税がかからないように、必要な財産を贈与したり、相続対策を講じておくことができます。
遺産分割の方法を決めておく：自分の財産の分け方を決めておき、遺族間でのトラブルを防ぎます。
終活は早めの準備が大切
終活は決して急いで行うものではありませんが、早い段階から計画的に準備を進めることが重要です。
各年代で行うべきことを把握し、少しずつ実践していくことで、安心して将来を迎えることができます。
今すぐにでも自分の年齢に合った終活を始め、充実した人生を送るための準備をしていきましょう。
終活を始められるタイミングは退職してからという方が一番多いかと思いますが、体が元気な若いうちから終活を意識しておく必要があるかもしれません。
まとめ
20代・30代：将来のライフプランや健康管理を見直し、資産形成を始める
40代・50代：老後の生活設計、遺言書の作成、介護の準備を進める
60代・70代：退職後の生活設計や葬儀の準備を行い、遺産整理を進める
各年代でできることを着実に進めていくことで、余裕を持って終活を迎えることができます。
終活は、自分自身と家族にとって重要な未来の準備です。今すぐ始めて、より豊かな生活を実現しましょう。
株式会社NAMEでは出張撮影サービスの「いえい」と自分史作成サービス「STORY」で皆様の終活をサポートさせて頂いております。
出張撮影サービスの「いえい」では、ご自宅や思い出の場所など、カメラマンが指定された場所に出張し撮影を行ないますので、慣れ親しんだ環境で自然な表情を撮影することができます。
また、全国での撮影が可能となっており、実績多数のプロのカメラマンによってその人らしさを形に残せるためおすすめです。
自分史作成サービス「STORY」では、お客様への取材とヒアリングをもとにデザイナーがオリジナルでページのレイアウトを行ないますので、お客様一人一人にあった自分史を作成することができます。
オプションも豊富でプランも3種類から選んでいただけるので、自分に合ったプランをお選びください。
